Accept

【荷物が届かない・・・】

 

 

キューバで財布を盗まれてしまい、再発行&受け取りが必要となったクレジットカード。

この機会にと、タイヤ・チェーンなど自転車の交換用パーツ、追加ウエアなども家族にお願いし発送してもらってから11日。だいたい1週間ほどで届く見積もりでいたので、もう4日遅れている。

 

今は今できることをしよう!とキューバからメキシコに戻って過ごしてきたものの、やはり予定日を過ぎると少しずつ不安と焦りが自分の心に現れてくる。けれど、僕の思いの先は【自分ではどうしようもない動かしようのないこと】なので、こんなときこそ気持ちのコンディションを自分でしっかり管理しないと、とここまで来た。

 

さっき、朝いちばんで郵便局へ行ってきた。

「荷物は配達されず郵便局留めになっている可能性もあるからね」と同じ宿の人から教えてもらったので、現状確認をしようと行ってきた。

 

「今日届いてたら嬉しいなー。中身を開くの一緒に見てもらいたいからLIVE配信もしよかなー。今日届いてたら明日出発か、準備どうすっかなー」と、思いながら1時間近く郵便局で自分の番が来るのを待っていた。

(これは海外の駅や郵便局のようなところでは普通の待ち時間。とにかくゆったり。)

 

僕の番がついにきて、窓口のおばさんに荷物番号を伝えると、慣れた手つきでパソコンに打ち込んで画面を見せてくれた。

 

お「あなたの荷物はまだCDMX(メキシコシティ)にあるみたいね。」

僕「そうなんだー。いつぐらいに届くかなー。」

お「そうね、あと23日じゃない?また金曜日あたりに来てくれる?」

僕「う、うん。分かった。」

 

僕の荷物はまだメキシコシティの通関手続きで止まっているようだ。

ある程度予想はできたものの、やはり現実にこうして突きつけられると落ち込む。

 

 

走りたい。見たことない次の景色を見たい。

またたくさんのものを見つけて、気づいて、それを伝えたい。

けど思いばっかりが走って、僕のカラダと現実を通り越してしまう。

 

ちょっと落ち込んで帰って来た。

ひとりじゃちょっとしんどくて、チャットで友達に報告した。

「まだやったわー。ちょっと凹んで帰ってきた。けどこんなときでも笑顔でおらんとな」

 

仲間は軽快なあほネタで返してくれた。笑かしてくれた。

ほんで「受け止めるから。ドンと来たらいいよ!」って返してくれた。

 

ここ数日でまたいろんなこと考えたり見つめたりしてる。

 

応援してもらえること、めっちゃ嬉しい。

励まし合える、刺激しあえる仲間がいること、めっちゃ嬉しい。

 

これは最近の新しいこと、感覚。

【弱い自分をありのまま出せる人がいてくれること。その人がそれを受け止めてくれること、めっちゃ嬉しい。】