楽しみにしていた世界遺産パレンケ。古代マヤ文明でも重要とされる遺跡群はどんなもんか。
ほんでジャングルにピラミッドって感じのは、写真で見たことあるけど、実際どないなんや!
ということで、行ってきた。
さすが世界遺産、週末ともあって駐車場はいっぱい。観光客と土産売りとガイドさんたちが
ワーッとなっているところを抜けてゲートをくぐった。標高が海に近いここは、森もジャングルのよう。
緑は濃ゆいし、木も葉っぱのおっきなやつが多いし、その木にも寄生した植物がいっぱい付いてる。
色鮮やかな蝶もたくさんいる、黒赤や緑と黄色の鳥も飛んでいる。う〜んいいジャングル具合だ。
まだ朝の低い光が木々を照らす中を歩いていくと、目の前がブワッと開けた。
あれまー。。。
突然目の前におっきなピラミッドと神殿が現れた。想像の2倍は高い。
すげーなこれ。もうすでに汗が滝のように流れているなか、木陰に逃げ隠れ、
標準レンズから広角に切り替えた。よし、これで勝負だ!
王が住んでいたとされる建物。天体観測が行われていたという4重の塔。
8世紀に最盛期を迎えたここには、水洗トイレもあったそうな。という説明文。
けれども、その後理由は分からないがこの遺跡は放棄され、その後はジャングルに覆われて
スペイン侵略後に発見されるまで人々の記憶から失われていたそうだ。
なんでも発見後の略奪などにより貴重な資料や埋蔵品などは失われてしまい、当時を知るには
まだまだ分からないことが多いそうだ。
というガイドブックを見た情報と現地の情報の半分半分。
これまで世界遺産を数々見てきたけれど、神殿の柱みたいなのしか残っていない遺跡は、
僕にはなかなか想像力が足りないようでイマイチぴんとこない。
しかし、これだけデッカイとあーだこーだと自分でも当時のことを考えながら歩くことができる。
これまでメキシコでいくつか遺跡を見たけれど、迫力はここが一番やった。
ちなみにこれまで「まいりましたー!」となったのは、2007年に訪れたアンコールワット。
あの規模とデザイン、彫刻は完全に僕の想像を超えていて頭がボーッとなるくらいやった。
中米に広がる古代文明の遺跡はメキシコだけでなく、グアテマラにもあるそうだ。
これから目指すユカタン半島にもまたひとつ。それも楽しみだ。
あと数日で海沿いに出てユカタン半島をめぐる。
リゾートで有名なカンクンに到着後はキューバに飛ぶ予定。
キューバのライフスタイルには前から興味があったので、キューバを巡って
そこに生きる人との出会いが生まれたらいいな。
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