メキシコと言えば?
で浮かぶものってなんだろう。
前回のカナダtoメキシコの自転車旅はもともと強盗に遭っていなかったとしても、
年明けに帰国するためにタイトなスケジュールで走っていたのでなかなかゆっくりと
この国を味わうというか、少し自分なりに落とし込むぐらいの余裕がなかった。
だから今回は少し時間をとってまわりたいともともと思っていた。
そんな僕が今回は持ってきたメキシコのイメージは
「古代遺跡」と「プロレス」だろうか。食事はもちろんどの国でも楽しみだから省く。
僕も旅するまでは、メキシコのイメージってみなさんはどうかわからないが、
あのちょっと肌の色が黒くてずんぐりむっくりとしてヒゲのおじさんが、深くてツバの
広い麦わら帽子をかぶっているようなイメージだった。
しかし実際のそれはもちろん同じところもあるけれどもっと多様性に溢れている。
もともとこの国には古代からアステカ文明やマヤ文明をはじめとする文明がとても
発達していて、ジャングルにそびえるピラミッドと言えばちょっとイメージが浮かぶ
人もいるかもしれない。神殿で神に祈りを捧げたり、高度な文明を持っていたりしていた
それぞれの王国が生まれたり、衰退したりしながら歴史が続いてきた。
しかし、中世の時代にスペインが一気にやってきて、これらの文明をあっという間に
征服してしまい、当時あった神殿や建物を解体し、その石材で作り直した教会や宮殿や
建物が今のメキシコシティの中心部をカタチづくっている。
なので、宮殿にも足元にガラス張りのところがあって、当時の神殿の跡が見れたり、
中心部のカテドラルの下にも神殿跡が見られるようになっている。歴史を知ってから
見てみるとちょっとだけ複雑な気持ちになる。
まあそんなで前置きが長くなったけれど、今回はもともとのメキシコを作り上げてきた
文明の遺跡と、いまのメキシコを象徴する文化と両方見たいと思ってやってきた。
そして、昨日は1日でTEOTIWAKANという古代遺跡とルチャ・リブレというメキシコの
プロレスを見てきた。たった1日で何千年もの時間をまたいだような感じ。
どちらの写真もまとめてUPするけれど、まとめとして。
遺跡はとにかくでかい。全部回っていたらそれだけで1日終わってしまうほど。
ところどころに残るレリーフは当時のイメージを想像させてくし、当時は神殿が
建っていたというピラミッドの上からは数キロ先まで見渡せた。
太陽と月のピラミッドの2つがあるんだけれど、当時は太陽や月が生きて行く上で
とても重要な役割をしていて、農作物の種まき、収穫時期や、まつりごとや
星の動きも彼らの生活の基盤になっていた。
太陽や自然への信仰や神話が混ざっているような感じだ。
対してルチャ・リブレ。
一緒に行ったお友達とそのまたお友達とワイワイ声をあげながら観てきた。
阪神のファンクラブのように、もう年中見にきてるんだろうなという人の集団もいれば、
お友達たちはそれぞれ2回目、はじめてだったりする。
僕は相撲を生で観たことないんだけれど相撲のもうちょいお手頃バージョンという感じ
だろうか。チケットは日本円で2000円弱ぐらいだった。
プロレスは日本のそれよりも、もう少し脚色がかった感じで、レスラーも観客との
掛け合いで場を盛り上げていって試合を展開していくショーのような感じだった。
なのでその空気に乗っかっていったらすんごく気持ちよく楽しめると思ったら。
書くことをしっかりやっていこうと始めたこの新生ブログもまだまだ赤ん坊。
書いているうちに脱線していったり、ちょっとガイドブック的になったり、まだまだ
自分の色のようなものがついてくるには時間がかかりそうだ。書くのにも時間がかかる。
けど今回はしっかりこのブログをお仕事のひとつのような気持ちでやっていこう。
そのうちにしっかり見えてくるものもあるでしょう。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
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