お好み焼きとソカロ散策
とあわててスーパーで買ったのがお好み焼きかセット
(ほんだし←お好み焼き粉はかさばる、お好みソース、マヨ、かつお節)
早速ホストファミリーと前回もお世話になったお友達を招待してお好み焼きを作ることにした。
日本に比べてぎっしり詰まって重く白いキャベツ。こまかーく、短かーく刻む。
お好み焼き粉は僕は水で溶いた柔らかさで判断。だいたい説明書の半分くらいか。
キャベツをしっかり細かく刻んでいたら、それが繋ぎになってゆるくてもちゃんとフワトロお好み焼きが焼ける。
粉が固すぎると逆に火が通りにくくなってキャベツが蒸されて甘く柔らかくならないのだ。
すっかり話は脱線しているが、そんなこんなでお好み焼きにはかなり自信がある。
震災以来通う福島県新地町では師匠と呼ばれている。呼ばせている?
お好み焼きは大好評。
ナイフとフォークで食べるみんなの、そろそろしたひと口目と、そのあとのギャップが
おもしろい。追加分もあっという間になくなった。よかったよかった。
デザートには伊丹空港にて買った赤福餅。
知る人ぞ知る(みんな知っている?)うまいお土産だけれど日持ちしないから外国持って行った人は
ほとんどおらんであろう。
あとは、みんなの名前を筆ペンで漢字で書いてあげたり、それぞれの漢字の意味を伝えてあげて
満足したり笑ったり、なんとも楽しい夜だった。
そして本日。3日目にしても時差ボケ。変な時間に眠くなる。
朝も少しゆっくりになってしまったが時間がもったいないので、出かけることにした。
メキシコの特に都市部はものすごい人でなかなか自転車を停めて
歩き回るには盗難の心配から勇気がいるので、今日は歩くことにした。
歴史遺産の中心部ソカロ広場周辺をめぐる。
歩くのはおもしろい。
ほんとささいなものが目に入ってきたり、市街地では暮らしが見えてくる。
マンションのゲートを挟んで話す若者たち、犬を連れて行き交う人々、交差点に必ず立ち並ぶ屋台。
どこでも人の会話が溢れている。そして表情が溢れている。
そこをちょっとお邪魔させてもらう感じで、
僕も目があったら挨拶させてもらったり、写真を撮らせてもらったりする。
メキシコシティはアジア人をあまり
見かけないので大抵すれ違う人が目の端で僕をとられているのを感じてちょっと緊張したりもする。
強盗の後遺症はないけれど、やっぱり前よりかは用心深くなっているようだ。
ソカロに行く途中に、ちょっとだけ雰囲気の違うにいちゃんが近づいてきて、
写真を撮ってくれとせがんだ。
気のいいにいちゃんだなと撮っていたら、僕に向かってスペイン語で話しかけてくる。
てっきり写真を送ってくれという話だと思ったら、どうも僕の写真を撮ってやると言っているようだ。
なんとなく怪しいセンサーが働いたので言葉がわからないフリをして、ありがとうと別れた。
旅先でこういう場面って何度でもある。
そこで全部断ればなかなかその土地に入って行くことはできないし、
全部受け入れていたら僕はこうして旅をしていないかもしれない。
あとはほんと勘とか直感というような派手なものではなく、なんとなくいい感じ、なんとなくやな感じ。
それくらいで僕はいつも判断して動いてる。
前回の旅のゴールとして訪れたソカロ広場は、今日も人がたくさんいた。
ほとんどがメキシコや近郊からの観光客だろう。
そんななかに白人さんがちらほら混じっている感じ。
メキシコはアメリカに比べて格段にアジア人旅行者の割合が少ない。
カテドラル(大聖堂)、国立宮殿、アステカ帝国時代の神殿の跡テンプロマヨールなど
ここだけでゆっくり1日かけられそう。
明日はまた、前回のお世話になった方に再会する。
(ガイドブックにしっかりあるので、僕は写真ひとつひとつ説明するかたちではなく、
メイン写真のあとはギャラリーのように見てもらえるようにしていこうと思います。)
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顔のつながる、思いのつながるものづくり。旅と教育に加え、ものづくりも思いと情熱を込めて。
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